
zram 実践入門 - 圧縮スワップの効果測定と「優先度でティアリング」の落とし穴
約30分
メモリ2GBのVPSにzramを導入し、mm_statの実測値で効果を検証しました。337MBのページが97MBに圧縮され実効235MBのRAMを取り戻せた一方で、よく紹介される「zramを優先度100、ディスクswapを低優先度」という構成にはLRU反転という設計上の問題があります。カーネル文書とzramctlの実出力をもとにzramの仕組み・mm_statの読み方・swappinessの決め方を整理し、記事後半では実際に同じサーバーをzswapへ切り替えた手順と、916MBのswapoffにかかった時間・zswapの圧縮率3.43倍という実測値も記録しました。