Claude Code スラッシュコマンド リファレンス 2026年版 - 組み込み・カスタム・プラグイン・スキルを登場バージョン付きで整理

Claude Code スラッシュコマンド リファレンス 2026年版 - 組み込み・カスタム・プラグイン・スキルを登場バージョン付きで整理

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Claude Code の / で始まるスラッシュコマンドは、バージョンを重ねるごとに増え、スキルやプラグインとの統合も進みました。この記事は、組み込みコマンド・同梱スキル/ワークフロー・カスタムコマンド・プラグイン由来・MCP由来までを分類別に一覧化し、各コマンドの概要・使いどころ・状態・登場時期を引けるようにしたリファレンスです。

時系列の細かな変更履歴は Claude Code バージョンヒストリー に譲り、本記事は「コマンドで引く」ことに特化します。今後も追記していける形式にしてあります。

NOTE

確認に使用した環境: Claude Code v2.1.156(2026年5月時点)。一次情報は公式のコマンドリファレンス・スキル・プラグインドキュメント。コマンドは頻繁に追加・変更され、プラットフォーム・プラン・環境によって表示されるものも変わります。最新は Claude Code 内で /help を実行して確認してください。

NOTE

追記(2026-10-07): Claude Code v2.1.292(2026年10月6日公開)時点の公式コマンドリファレンスと CHANGELOG で再確認し、/agents のウィザード削除(v2.1.198)、/fork の役割変更(v2.1.212)、/review の /code-review エイリアス化(v2.1.223)、/ultraplan の削除(v2.1.222)、/doctor の同梱スキル化(v2.1.205)を反映し、その後に追加された /cd /subtask /import /artifacts /output-style /skill-doctor /design /slides などを追記しました。

凡例(状態とバージョン表記)

各表の見方です。

  • 状態・登場: 現役 を基本とし、わかる範囲で登場系列や正確な版を併記します(例: 現役・v2.1系、現役・v2.1.145+、廃止・v2.1.92)。
  • 登場時期は正確なパッチ版が陳腐化・誤りを起こしやすいため、原則バージョン系列+時期で記載し、公式ドキュメントに明記がある版のみ正確な番号を載せます。確証のないものは 要確認 とし、推測で断言しません。
  • 公式コマンドリファレンスでは、同梱スキルは [Skill]、同梱ワークフローは [Workflow] として印が付きます。

参考までに系列の大まかな時期です(詳細はバージョンヒストリー記事)。

系列時期の目安
v0.2系2024年末〜2025年初期(初期リリース)
v1.0系2025年(GA。サブエージェント・フック)
v2.0系2025年後半(チェックポイント・プラグイン・スキル)
v2.1系2025年末〜2026年(使用量可視化・effort・goal・ワークフロー など)

スラッシュコマンドの種類

Claude Code の /コマンド は、出どころで分けると整理しやすいです。

種類形式出どころ
組み込みコマンド/help /clear など本体に同梱(固定ロジック)
同梱スキル [Skill]/code-review /debug など本体同梱のスキル(プロンプトベース)
同梱ワークフロー [Workflow]/deep-research など数十のサブエージェントに展開する動的ワークフロー
カスタムコマンド(=スキル)/deploy など.claude/commands/*.md または .claude/skills/<名前>/SKILL.md
プラグイン由来/<plugin名>:<コマンド>インストールしたプラグイン(名前空間付き)
MCP由来/mcp__<server>__<prompt>接続した MCP サーバーが公開するプロンプト

重要な前提として、カスタムコマンドはスキルに統合されました。.claude/commands/deploy.md と .claude/skills/deploy/SKILL.md はどちらも /deploy を作り、同じように動作します。既存の .claude/commands/ はそのまま動きますが、新規はスキル形式が推奨です(補助ファイル同梱・呼び出し制御・自動起動が使えるため)。

組み込みコマンドと同梱スキルの違いは、組み込みが固定ロジックを直接実行するのに対し、同梱スキルはプロンプトベース(Claude に指示を渡し、ツールで自分で進めさせる。Claude が自動起動することもある)という点です。

組み込みコマンド一覧

公式コマンドリファレンス掲載の組み込みコマンドを用途別に整理します。概要・使いどころ に主要な別名も併記しました。

セッション・会話管理

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/clear会話履歴を消去し新しい会話を開始(別名 /reset /new)。別タスクへ移るとき現役・v0.2系
/compact会話を要約してコンテキストを圧縮。文脈は保ちつつ容量を空けたいとき現役・v0.2系
/rewind会話/コードを過去のチェックポイントへ復元(別名 /checkpoint /undo)。Esc2回でも可現役・v2.0系
/resume会話をIDや名前で再開(別名 /continue)。背景セッションも選べる現役・v1.0系
/branch現在の会話をこの地点で分岐。元の会話は /resume で戻れる(v2.1.77 で /fork から改名。v2.1.212 以降の /fork は別機能)現役・v2.1系
/fork現在の会話を新しい背景セッションへコピーし、手元の作業を続ける(claude agents に1行として表示)現役・v2.1.212+
/cd会話を保ったままセッションの作業ディレクトリを移動(/add-dir は追加、/cd は移動)現役・v2.1系
/colorこのセッションのプロンプトバーの色を設定現役・v2.1系
/rename現在のセッションに名前を付ける現役・v2.1系
/recap現在のセッションの一行サマリを生成現役・v2.1系
/diff未コミット変更とターンごとの差分を対話ビューアで表示現役・v2.1系
/copy直近の応答をクリップボードへコピー(/copy 2 で N番目)現役・v2.1系
/btw本筋を逸らさず短い横やり質問をする現役・v2.1系
/export会話をファイルやクリップボードへ書き出し現役・要確認
/exitCLI を終了(別名 /quit)。背景セッションではデタッチ現役・v0.2系
/stopアタッチ中の背景セッションを停止現役・v2.1系

コンテキスト・使用量

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/contextコンテキスト使用量をグリッドで可視化。all で内訳展開現役・v2.1系
/usageセッションコスト・プラン使用量・統計を表示(別名 /cost /stats)現役・v2.1系
/usage-credits上限到達後も使うためのクレジット設定(旧 /extra-usage)現役・v2.1系
/insightsセッションを分析しレポート生成現役・v2.1系
/autocompact自動コンパクトが走るまでのウィンドウ(500k など)を設定。auto でモデル既定に戻す現役・v2.1系

/cost と /stats は /usage のエイリアスです(開くタブが違うだけ)。コスト全般は トークンとコストの記事 も参照してください。

設定・環境・診断

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/config設定(テーマ・モデル・出力スタイルほか)を開く(別名 /settings)現役・v0.2系
/model使用モデルを切り替え既定に保存。effort も調整可現役・v0.2系
/effortモデルの労力(reasoning 量)を設定(low〜max、ultracode)現役・v2.1系
/fastfast モードのオン/オフ現役・v2.1系
/advisorタスク中の要所で別モデルに助言を求める advisor ツールのオン/オフ(fable opus sonnet などを指定)現役・v2.1系
/output-style出力スタイルを一覧・切り替え(例: /output-style concise)現役・v2.1.269+
/statuslineカスタムステータスラインを設定現役・v2系
/themeカラーテーマを変更(カスタムテーマ対応)現役・v2.1系
/tuiTUI レンダラ(通常/フルスクリーン)を切り替え現役・v2.1系
/focus直近のやり取りだけ表示するフォーカス表示(フルスクリーン時)現役・v2.1系
/terminal-setup改行(Shift+Enter)等のキーバインドを導入現役・v0.2系
/keybindingsキーバインド設定ファイルを開く/作成現役・v2.1系
/scroll-speedマウスホイールのスクロール速度調整(フルスクリーン時)現役・v2.1系
/doctorセットアップ全体を診断し修正まで行う(別名 /checkup)。v2.1.205 で同梱スキル化。/doctor prompt-audit で旧モデル向けの書き方が残る CLAUDE.md・スキル等を点検(v2.1.283+)現役・v0.2系
/importOpenAI Codex / Gemini CLI / Cursor の設定(指示ファイル・MCP・コマンド・サブエージェント・スキル)を取り込む現役・v2.1.213+
/statusバージョン・モデル・アカウント・接続状態を表示現役・要確認
/permissionsツール権限の allow/ask/deny を管理(別名 /allowed-tools)現役・v1.0系
/add-dir作業ディレクトリを追加現役・v1.0系
/hooksツールイベント用のフック設定を表示現役・v1.0系
/sandboxサンドボックスモードの切り替え(対応環境のみ)現役・v2.1系
/ideIDE 連携の管理・状態表示現役・要確認
/release-notes変更履歴を対話ピッカーで表示現役・v2.1系
/privacy-settingsプライバシー設定(Pro/Max のみ)現役・要確認
/heapdump高メモリ診断用にヒープスナップショットを保存現役・要確認

拡張(エージェント・MCP・プラグイン・メモリ・スキル)

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/agentsv2.1.198 で対話ウィザードを削除。現在は「Claude に依頼するか .claude/agents/ を直接編集する」旨の案内を表示するだけウィザードは廃止・v2.1.198
/mcpMCP サーバー接続と OAuth 認証の管理現役・v0.2系
/pluginプラグインの管理(マーケットプレイス追加・インストール)現役・v2.0系
/reload-plugins有効なプラグインを再読込(再起動不要)現役・v2.1系
/skills利用可能なスキルを一覧(表示制御も)現役・v2.1系
/skill-doctor各スキルのコンテキスト消費と使用頻度を表示し、止めるべきスキルを探す現役・v2.1.252+
/reload-skillsスキル/コマンドのディレクトリを再スキャン現役・v2.1.152+
/memoryCLAUDE.md メモリ編集・自動メモリの確認現役・v0.2系
/initコードベースを分析して CLAUDE.md を生成現役・v0.2系

並行・バックグラウンド・ワークフロー

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/planプランモードに入り変更前に設計(/plan <タスク> 可)現役・v2.1系
/backgroundセッションを背景エージェント化し端末を解放(別名 /bg)現役・v2.1系
/tasks背景タスクを一覧・管理(/bashes でも可)現役・v2.1系
/subtask会話全体を引き継いだフォーク型サブエージェントを背景で起動し、結果をこの会話へ戻す(v2.1.211 までの /fork 相当)現役・v2.1.212+
/list-agentsメッセージを送れるサブエージェント・チームメイト・他セッションを一覧(別名 /peers)現役・v2.1.224+
/goal完了条件を設定し満たすまで複数ターン継続。clear で解除現役・v2.1系(2026年5月)
/workflowsワークフローの進捗ビューを開く(一時停止/再開/保存)現役・v2.1系
/ultraplan削除済み。以前はクラウドでプランを作成しブラウザで確認できた。現在はプランモードを使う廃止・v2.1.222

Git/GitHub・レビュー

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/review/code-review のエイリアス(v2.1.223 で変更)。同じ effort 指定・フラグが使える。深いレビューは /code-review ultra現役・v2.1.223 でエイリアス化
/ultrareviewクラウドの多エージェント深掘りレビュー(/code-review ultra が推奨形、本コマンドは別名)現役・v2.1系
/install-github-appリポジトリに Claude の GitHub Actions を設定現役・要確認
/autofix-prWeb セッションで PR を監視し CI 失敗/指摘を自動修正現役・v2.1系

リモート・他デバイス・外部連携

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/remote-controlこのセッションを claude.ai から遠隔操作可能に(別名 /rc)現役・v2.1系
/remote-envWeb セッションの既定リモート環境を設定現役・v2.1系
/teleportWeb セッションをこの端末に引き込む(別名 /tp)現役・v2.1系
/web-setupgh 認証で Claude Code on the web に GitHub 連携現役・v2.1系
/desktopデスクトップアプリで継続(別名 /app、mac/Win + サブスク)現役・v2.1系
/mobileモバイルアプリ用 QR を表示(別名 /ios /android)現役・v2.1系
/chromeClaude in Chrome の設定現役・v2.1系
/artifacts自分の(または共有された)アーティファクトを一覧し、セッションへ添付・ブラウザで開く・リンクをコピー現役・v2.1.208+
/install-slack-appClaude の Slack アプリを導入現役・要確認

アカウント・プラン・サポート・その他

コマンド概要・使いどころ状態・登場
/loginサインイン現役・v0.2系
/logoutサインアウト現役・v0.2系
/helpヘルプと利用可能コマンドを表示(最重要)現役・v0.2系
/feedbackフィードバック/バグ報告(別名 /bug /share)現役・v0.2系
/upgrade上位プランへのアップグレード現役・要確認
/rate-limit-optionsclaude.ai の使用量上限に達したときの選択肢(リセット待ちで自動継続・使用量クレジット追加・アップグレード)を表示現役・v2.1系
/scheduleクラウドで定期実行する routine を作成・管理(別名 /routines)現役・v2.1系
/team-onboarding利用履歴からチーム導入ガイドを生成現役・v2.1系
/powerup対話レッスンで機能を学ぶ現役・v2.1系
/voice音声ディクテーションの切替(Claude.ai アカウント要)現役・v2.1系
/setup-bedrockAmazon Bedrock 認証を設定(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1 時)現役・要確認
/setup-vertexGoogle Vertex AI 認証を設定(CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1 時)現役・要確認
/radio /stickers /passeslo-fi ラジオ / ステッカー注文 / 招待など遊び・特典系現役・v2.1系

同梱スキル・ワークフロー一覧

/ を打つと表示され直接呼べます。スキルはプロンプトベース、ワークフローは多数のサブエージェントに展開して背景実行されます。

コマンド種別概要・使いどころ状態・登場
/code-reviewSkill差分をバグ+整理観点でレビュー。--fix/--comment/ultra/--max-findings 可(別名 /review)現役・v2.1系
/simplifySkill変更コードを整理(再利用/可読/効率)。バグ探索はしない現役・v2.1.154+
/security-reviewSkill系変更のセキュリティ脆弱性を分析現役・v2.1系
/debugSkillデバッグログを有効化し不具合を調査現役・v2.1系
/batchSkill大改修を5〜30の独立単位に分解し各 worktree で並列実行現役・v2.1系
/runSkillアプリを起動・操作して変更が動くか確認現役・v2.1.145+
/verifySkillアプリをビルド・実行して挙動を検証(テストに頼らない)現役・v2.1.145+
/run-skill-generatorSkill/run・/verify にビルド/起動方法を教える現役・v2.1.145+
/loopSkillプロンプト/コマンドを一定間隔で繰り返す(別名 /proactive)現役・v2.1系
/claude-apiSkillClaude API / SDK アプリの構築・デバッグ・移行現役・v2.1系
/fewer-permission-promptsSkill安全な読み取り系の許可リストを作り許可プロンプトを減らす現役・v2.1系
/update-configSkill権限・環境変数・フックなどの設定変更を言葉で頼み、該当する settings.json を編集させる現役・v2.1系
/claude-in-chromeSkillClaude in Chrome 経由でブラウザ操作のタスクを実行(Chrome 連携が有効なとき)現役・v2.1系
/datavizSkillグラフ・ダッシュボードのデザインガイド(配色の検証込み)現役・v2.1系
/designSkillUI モックアップや画面フローを Claude Design のアーティファクトとして作成現役・v2.1.265+
/slidesSkillブリーフからプレゼンテーションを Claude Slides のアーティファクトとして作成現役・v2.1.265+
/workflow-authoringSkill動的ワークフローのスクリプトを書くためのリファレンスを読み込む現役・v2.1系
/deep-researchWorkflowWeb 検索を多数展開し裏取りして出典付きレポート生成現役・v2.1系

NOTE

同梱スキルの顔ぶれはバージョンで増減します。/code-review(バグ+整理)と /simplify(整理のみ、v2.1.154以降)の役割分担、/run・/verify・/run-skill-generator が v2.1.145 以降必要な点に注意。実際に使える一覧は /help や /skills で確認するのが確実です。

よく使う主要コマンドの詳細

使用頻度の高いコマンドを個別に掘り下げます。

/clear と /compact

どちらもコンテキスト管理の基本です。/clear は会話履歴を消去してまっさらにし、/compact は履歴を要約して圧縮します。無関係な作業に移るなら /clear、文脈は保ちつつ容量を空けたいなら /compact。/compact コードサンプルを優先 のように要約方針を渡せます。

/context と /usage

/context は今のコンテキストの内訳をグリッドで見せ、何が容量を食っているかを把握できます。/usage はセッションコスト・プラン使用量・統計をまとめて表示します(/cost・/stats はそのエイリアス)。重いセッションを早めに察知するのに有効です。

/rewind

会話とコード(あるいは片方)を過去のチェックポイントへ復元します。Esc2回でも呼べます。誤った方向に進んだとき、やり直しのコストを大きく下げる安全装置です。

/plan

変更前にプランモードへ入り、Claude にコードベースを調べさせて方針を提案させます。大きな変更で手戻りするのを防げます。Shift+Tab でも切り替えられます。

/model と /effort

/model でモデルを切り替え、/effort で1リクエストにかける労力を選びます(low〜max、ultracode)。難所だけ高 effort、軽作業は低 effort、と使い分けるとコストと速度のバランスが取れます。

/agents と /background と /tasks

/agents はかつてサブエージェント管理のウィザードでしたが、v2.1.198 で削除され、現在は Claude に作成・管理を頼むか .claude/agents/ を直接編集するよう案内するだけです。/background はセッション自体を背景エージェント化して端末を解放、/tasks は背景タスクの一覧です。会話を引き継いだ背景サブエージェントを出したいときは /subtask、会話を別の背景セッションへコピーしたいときは /fork(いずれも v2.1.212 以降)を使います。冗長な処理をサブエージェントへ逃がすと本体のコンテキストを汚さずに済みます。

/mcp と /plugin

/mcp は MCP サーバー接続と OAuth 認証の管理、/plugin はプラグインの導入・管理です。プラグインはコマンド・スキル・サブエージェント・フック・MCP 設定をまとめて配布できる単位です(後述)。

カスタムコマンド(スキル)の作り方

繰り返し貼り付けている指示や手順は、カスタムコマンド=スキルにすると /名前 で呼べます。置き場所は2通りで、どちらも /deploy を作ります。

  • .claude/commands/deploy.md(従来形式。引き続き動作)
  • .claude/skills/deploy/SKILL.md(推奨。補助ファイル同梱・自動起動などが使える)

スコープは「プロジェクト共有(.claude/)」「個人(~/.claude/)」「組織全体(managed)」があります。

引数とプレースホルダ

.claude/skills/fix-issue/SKILL.md
---
description: GitHub Issue を修正する
argument-hint: <issue番号>
allowed-tools: Bash(git *), Read, Edit
model: claude-sonnet-4-6
disable-model-invocation: true
---
 
Issue #$1 を調べて修正してください。引数全体は $ARGUMENTS で受け取れます。
関連ログ: !`git log --oneline -10`
対象ファイル: @src/index.ts
  • $ARGUMENTS: 後続テキスト全体($ARGUMENTS[0] で個別アクセス)
  • $0 $1 …: 位置引数のショートハンド
  • ! プレフィックス: bash を実行して結果を埋め込む(動的コンテキスト注入)
  • @パス: ファイル内容を参照
  • frontmatter: description / argument-hint / allowed-tools / disallowed-tools / model / effort / context: fork / disable-model-invocation / user-invocable / paths など

誰が呼ぶか(モデル自動起動の制御)

  • disable-model-invocation: true: モデルの自動起動を止め、人が /名前 で呼ぶ専用にする(/deploy など副作用のある操作向け)
  • user-invocable: false: / メニューから隠し、Claude だけが使う背景知識にする

名前空間

サブディレクトリに置くと名前空間が付きます。プラグイン由来のスキルは常に /<plugin名>:<コマンド> の形で名前空間化され、衝突を防ぎます。

プラグインとプラグイン由来コマンド

プラグインは、スキル・サブエージェント・フック・MCP サーバー・LSP サーバーなどを1つにまとめて配布・インストールできる単位です(v2.0系 / 2025年導入)。

プラグイン操作の例
# プラグイン管理画面
/plugin
 
# マーケットプレイスを追加(コミュニティ)
/plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-community
 
# プラグインをインストール
/plugin install <plugin名>

提供されるコマンド/スキルは /<plugin名>:<コマンド> の形で表示されます。Anthropic は汎用の公開マーケットプレイスを3つ運用しています(2026年10月時点の公式ドキュメントによる)。

  • claude-plugins-official: Anthropic がキュレーションする公式セット。初めて対話セッションを起動したときに自動で追加される(managed policy でブロック可)
  • claude-community: 審査を経たコミュニティ投稿(/plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-community で追加)
  • claude-code-plugins: anthropics/claude-code リポジトリのデモ用マーケットプレイス(/plugin marketplace add anthropics/claude-code で追加)。多くは公式マーケットプレイスにも同名で収録されているため、公式側からの導入が推奨されている

例として TypeScript / Python / Rust 向けの LSP プラグインや、業務向けの knowledge-work 系プラグイン(営業・法務・財務・データ・プロダクト管理など)があります。仕組みの詳細は Claude Code Setup プラグインの記事 も参照してください。

スキルとコマンド・プラグインの違い

概念何か呼び出し
組み込みコマンド本体同梱の固定機能/help など
スキルSKILL.md で定義する手順・知識。本文は使うときだけ読み込まれる/名前、またはモデルが自動起動
プラグインスキル等をまとめて配布する単位インストールして中のスキルを使う

スキルは Agent Skills オープン標準に準拠し、進行的開示(必要なときだけ本文を読む)で、長い手順書を持ってもコンテキストをほぼ消費しません。置き場所は「個人(~/.claude/skills/)/ プロジェクト(.claude/skills/)/ プラグイン / managed」で、同名時は enterprise > personal > project の順で優先されます。

MCP由来のコマンド

接続した MCP サーバーがプロンプトを公開している場合、/mcp__<サーバー名>__<プロンプト名> の形でスラッシュコマンドとして呼べます。接続自体の管理は /mcp です。MCP の導入例は Google Calendar MCP の記事 を参照してください。

CLI 起動コマンド・フラグ(スラッシュではない)

/コマンド とは別軸で、ターミナルから叩く起動時サブコマンド・フラグもよく使います。

コマンド/フラグ概要
claude対話セッションを起動
claude -p "..."非対話(print)モードで実行。スクリプト・CI 向け
claude --continue / --resume直前/過去のセッションを再開
claude --plugin-dir <dir>ローカルのプラグインを読み込んで起動(開発・検証用)
claude mcpMCP サーバー設定を CLI で管理
claude agents背景エージェントを CLI で監視
claude doctorインストール診断
claude updateバージョン更新

キーボードショートカット(抜粋)

操作内容
Esc生成を中断
Esc 2回会話/コードの巻き戻し(/rewind 相当)
Shift+Tabプランモードなどの切り替え
! プレフィックス入力欄でそのまま bash を実行
@ファイル参照の補完
/コマンド・スキルの補完

正確な割り当てやカスタマイズは /keybindings や /config で確認してください。

非推奨・廃止と後継

公式コマンドリファレンスで確認できた範囲です。出どころの怪しい「廃止情報」は載せていません。

項目状況後継・現状
/vim廃止(v2.1.92 で削除)/config → Editor mode で Vim/Normal を切替
/pr-comments廃止(v2.1.91 で削除)Claude に直接「PR のコメントを見て」と依頼
/cost /stats統合/usage のエイリアス(開くタブが違うだけ)
/extra-usage改名/usage-credits
/ultrareview推奨形が変更/code-review ultra(/ultrareview は別名として継続)
/agents(ウィザード)廃止(v2.1.198 で削除)Claude に依頼するか .claude/agents/ を直接編集
/ultraplan廃止(v2.1.222 で削除)プランモード
/review役割が変更(v2.1.223)/code-review のエイリアス
/fork役割が変更(v2.1.212)会話の背景セッションへのコピー。旧来の会話内フォーク型サブエージェントは /subtask
claude config(CLI)廃止(v2.0.0 で削除)settings.json を直接編集、または対話中に /config
カスタムコマンド .claude/commands/*.md動作するが新規は非推奨スキル形式 .claude/skills/<名前>/SKILL.md

WARNING

一部の非公式チェンジログには、上記と食い違う「削除」情報が載っていることがあります。本記事は公式コマンドリファレンスで確認できたもののみを「廃止」とし、確認できないものは各表で 要確認 扱いにしています。

この記事のメンテナンス方針

「今後も追記していける形式」にするため、更新時は次を確認します。

  • Claude Code 内で /help・/skills を実行し、現行のコマンド・スキルを突き合わせる
  • 公式のコマンドリファレンス・whats-new・GitHub の CHANGELOG で追加/変更/廃止を確認(廃止は版に max-version 注記が付くことがある)
  • /plugin で公式マーケットプレイスの顔ぶれを確認
  • 追加・変更したら frontmatter の updatedAt を更新し、下記「更新履歴」に1行追記

更新履歴

  • 2026-05-30: 初版(Claude Code v2.1.156 時点。公式コマンドリファレンス掲載の組み込みコマンドと同梱スキル/ワークフローを整理。/vim・/pr-comments の廃止、/cost=/usage エイリアスを反映)
  • 2026-10-07: v2.1.292 時点で再確認。/agents ウィザード削除・/ultraplan 削除・/review のエイリアス化・/fork と /subtask の分離・/doctor の同梱スキル化を反映し、/cd /import /artifacts /output-style /skill-doctor /design /slides などを追加。CLI 表から v2.0.0 で削除済みの claude config を外した

まとめ

  • Claude Code の /コマンド は「組み込み / 同梱スキル / 同梱ワークフロー / カスタム(=スキル)/ プラグイン由来 / MCP由来」で整理できる
  • カスタムコマンドはスキルに統合され、新規は .claude/skills/<名前>/SKILL.md 形式が推奨
  • /vim(v2.1.92 廃止)・/pr-comments(v2.1.91 廃止)・/ultraplan(v2.1.222 廃止)のように消えたコマンドや、/agents・/review・/fork のように役割が変わったコマンドもある。登場/廃止は系列+時期で把握すると追いやすい
  • 迷ったら /help。最新の顔ぶれは常にここで引ける

参考リンク

Claude Code Setup プラグイン 徹底解説 - コードベース分析で MCP / Skills / Hooks / Subagents / Slash Commands を自動レコメンド

Claude Code Setup プラグイン 徹底解説 - コードベース分析で MCP / Skills / Hooks / Subagents / Slash Commands を自動レコメンド

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Anthropic 公式の Claude Code 拡張プラグイン「Claude Code Setup」を、5つのレコメンドカテゴリ(MCP・Skills・Hooks・Subagents・Slash Commands)の仕組み、インストール方法、プロジェクト検出ロジック、関連プラグインまで実装目線で整理します。

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Anthropicが開発したAIコーディングエージェント「Claude Code」の進化を、v0.2の初期リリースから2026年10月時点の最新v2.1.293まで整理します。2026年2月以降は月別に、Opus 4.6〜5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5への対応、動的ワークフロー、auto モード、エージェントビュー、Claude Mods などの主な変更をまとめています。

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